「ストレス」。この言葉はもともと物理学の用語で、物体に加えられる圧力のこと。ボールを手で押すと、いびつに変形します。そのゆがんだ状態がストレス。

人の心身に与える影響を表すようになったのは比較的新しく、20世紀になってからです。ストレスは不眠や下痢、頭痛、胃潰瘍(かいよう)などの原因で、健康的な生活の敵。一般的には、そんなふうにマイナスのイメージでとらえられることが多いようです。

しかし最近は、ストレスは必ずしも悪いものではないという考え方が主流。過度にならない適度なストレスは「人生のスパイス」で、やる気の原動力や能力開発につながると言われています。

確かに、人はこんな言葉がなかった昔からストレスにさらされ、それを乗り越えることで成長してきたはず。定年でストレスから解放されたとたん、老け込んで体調を崩すケースもあります。ある程度のストレスは必要なのかもしれません。

体はストレスにさまざまな反応をしますが、最も反応が出やすいのは顔の一部。サーモグラフィで温度を測ると、ストレスが大きければ大きいほど温度が下がるパーツがあるそうです。そのパーツとは?

①.鼻
②.耳
③.唇


答え :①

出題:浜川卓也

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