美和 先日、内閣改造がありましたね。女性多数(5名)を閣僚登用したことで、支持率も上がっているようですね。

宗男 今回、重要閣僚6人の留任で安定感のある内閣となったね。なんといっても“最大の目玉”は小渕優子経産大臣かな。安倍首相は、10年先のリーダーとして育てていくつもりなんだろうね。他の女性閣僚の人たちは今回きりで、就任できたことで大満足なんじゃないかな?

美和 なるほど。それにしても、いつも新内閣発足の記念撮影の時の女性閣僚のドレスや着物姿は華やか!一世一代の晴れ舞台という感じですが、今日はこのような「格好・装い」に関係のあるご相談です。

宗男 ほう。

~自営業 46歳 男性の方からのご相談~
宗男先生、最近女装に興味を持ち始めてしまいました。きっかけは妻や子供の留守中、まちがって妻のTシャツを着てしまったところからです。あれ?と思いつつワンピースも着てしまいました。化粧は、まだしたことはありませんが、妻のワードローブはほとんど試着済です。ちなみに下着はつけず、室内でこっそり着用するだけで、外出はまだしたことがありません。ばれたらどうしようと思いつつもやめられず、自分がおかしくなったのではと不安でなりません。

宗男 ちょっとこの人も“頭に虫が入って”いますね!


美和 出ました、宗男先生18番(オハコ)の言い回し!(笑)

宗男 “頭の虫”が“バイ菌”になる前に駆除するべきです!(笑)やはりね、、男は男の生き方、女は女の生き方というものがあります。この相談者の方、ちょっと欲求不満というか病的なところがあるのかな?

美和 今流行りの“虫退治”が必要。と?

宗男 相談者の方が、もし女装することに罪悪感のようなものがあるならば、意識改革をしたらどうですか?

美和 相談者の方、自営業ですね。もしかしたら自分の自由になる時間がけっこうあって、ふと魔が差して女装してみたら、嵌まってしまったという・・・。宗男先生の周りにも、そのような方が今までにいらっしゃったことは??。

宗男 いません!寄せ付けませんよ!!(きっぱり)


美和 たいがい穏やかな宗男先生が、鼻息荒いですね!

宗男 サウナなんか行くとね、たまーにすり寄ってくる男がいます。私はぴしゃっと払いのけますが(苦笑)。

美和 ええっ!?サウナで宗男先生にすり寄る男性!!すごい想像しちゃいます。(ニヤリと)万人にやさしい宗男先生なら、受け入れてくれるかと思って、スリスリされる方がいらっしゃるんですね(爆笑)。


宗男 あ、そういえばあれは、平山さんはどうしたか~?(秘書さんの方を向いて)


美和 平山さんって?もしや国会議員のですか??

宗男 元議員の人だけど、ちょっとソッチの気があるって噂されたことがあってね。週刊誌に書かれた事があったね。ただそれ聞いて、横峯さん(横峯良郎前参議員)が驚いていたからな。横峰さんが驚くという事はすごいことだわな(笑)。

記者 さくらパパ、幅広いですねぇ(笑)。

美和 “女装趣味”と“男性が好き”なのでは、また違いますからね。で、この相談者の方は“女装趣味”の方ですが、宗男先生は人には言えない趣味とかあるんですか?

宗男 ・・・。(しばし考えて)女房に言えない趣味、ありますね。スポーツジム通いです。

美和 なんでスポーツジムが怒られるのですか??

宗男 まぁ女房から言わすと、「外で元気出すんなら家でも元気出しなさい!」という事でしょうね(笑)。この相談者の方は、考え方を変えて「自分の生きざまをしっかり見直しなさい」という事です!


美和 この相談者の方は、宗男先生がおっしゃるように“頭に虫が入っている”という事もありますが、ちょっと、いわゆる“平和ボケ”しているんでしょうかね?

宗男 仕事がうまくいってないのかなぁ?仕事に燃えたぎっていたら、女装なんて考えませんよ!

美和 宗男先生がしゃかりきだった議員秘書の時代や、若手代議士として駆け回っていた時代と違って、今は余計なことを考える余裕のある時代になってしまったのかも。。

宗男 そうだね。(しみじみと)しかし、時代は変わっても今ある仕事に熱を入れてみろ!そうすれば、くだらない考えの“頭の虫”は逃げて行きますよ!!


美和 ご相談者の方も一生懸命仕事に燃えて、余計なことに気がいかないようにする!ということですね。

宗男・美和 一件落着! 困った時は「ムネオ先生に訊け!」


鈴木 宗男(すずき むねお)プロフィール
1948年1月31日生まれ
政治家。北海道出身。拓殖大学政経学部在学中より、故・中川一郎元衆議院議員の秘書を務める。1983年に自由民主党より出馬し、衆議院議員に初当選。防衛政務次官、外務政務次官などを務める。
また1997年には国務大臣として北海道開発庁長官、沖縄開発庁長官を歴任。2002年に自民党を離党。
2005年には新党大地を結成。代表となり、その年衆議院議員に返り咲く。防衛・外交の論客として鳴らす一方、その人情味溢れ、愛されるキャラクターは、歌手の松山千春をはじめとしてシンパが多数。ムネオの愛称でも知られる。
娘は衆議院議員の鈴木貴子。

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