我が身を守るため、敵に対し捨て身の攻撃をする生物は多いが、まさか自分の血を使うとは!?
アメリカの砂漠地帯に生息するサバクツノトカゲは、体長10センチ前後の小さなトカゲ。その名の通り全身にトゲを生やし、いかにもゴツイ外観だが、性格はおとなしく主食もアリとつつましい。

さてこのトカゲくん、天敵である狼やコヨーテが来ると基本はさっさと逃げるのだが、それができぬとなると最終手段に打って出る。なんと相手の目を狙い、自分の目から血を放出するのだ。飛距離は2メートル近くにもおよび、その成分には相手の嫌う成分が含まれているという。この攻撃で使われる血液の量は、体内の1/3。まさしく命がけの攻撃なのだ。ちなみにこのサバクツノトカゲ、ペットとしても流通しており、日本にも輸入されているという。
それでは、サバクツノトカゲ、渾身の目から血飛ばしをどうぞ!

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