交番は日本生まれの警察制度です。明治7年、警察組織を構築するとともに、交番や駐在所が次々に設置されました。当時は新政府に不満を持つ勢力がまだ多く、社会の隅々にまで目を光らせる必要があったからでしょう。

外国にはこうした制度はなく、拠点となる警察署から車などでパトロールに出るのが基本的なスタイルでした。しかし最近では、韓国、台湾、シンガポール、アメリカ、ブラジルなどでも交番を見かけるようになっています。

警察庁の資料によると、現在日本にある交番と駐在所は計1万4700か所。都道府県別に見ると、最も多いのが東京の1186か所。2位が北海道の794か所、3位が兵庫県で747か所です。

逆に少ないのが次の3県。このうち交番と駐在所の数が112か所と日本一少ないのは?

①.鳥取県
②.徳島県
③.高知県


答え :①

出題:浜川卓也

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