アメリカ・ユタ州で、証拠を残さず元カレに復習しようとした女の“完全犯罪が”アッサリと失敗。その犯行手口が話題となっている。

当局の発表によると、カメオ・クリスピ容疑者(32)は別れた元カレを忘れられず、ストーカー化。それまでにも執拗にメールや電話で、
「もし私を捨てるのなら、仕返しとしてあなたの自宅を燃やす」
と脅迫を繰り返していたという。

そして事件当日。
「今からあなたの家を燃やすから。それも証拠が残らない“完全犯罪”で。私を捨てたことをザンゲしなさい」
という脅迫メールを送信。メールを受け取った男性は、慌てて警察に通報したという。

だが、警官が男性宅に駆けつけると、玄関からは何やら「食欲をそそる」煙がモクモクと出ていたという。

首をかしげながら警官が室内に突入すると、男性宅のコンロの上には脂身に引火して燃え盛るベーコンの塊が。そう、カメオ容疑者は、
「放火したのではなく、料理しているうちに出火した」
という言い逃れをするため、わざわざ脂身たっぷりの巨大なベーコンブロックを購入。火事を起こそうと強火で焼いていたという。

放火の疑いで起訴されたカメオ容疑者は、
「カレのためにベーコンを焼いていただけ」
苦しい言い逃れに終始しているようだが、突入した警官も、
「放火しようという意図があったのは明らかだが…脂身が焼けてカリカリになったベーコンは、確かに美味しそうだった」
と、複雑な胸の内を吐露しているという。

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