男の子はいくつになっても乗り物が大好き。気付くと電車の先頭に陣取って運転席を覗き込んでいる人も多いのではないでしょうか?

たくさんの乗り物の中でも、やっぱり実際に運転してみたいのは、自由自在に空を駆けるジェット戦闘機でしょう。戦闘機といえば、86年に公開され大ヒットとなった映画『トップガン』が思い出されます。CGバリバリの現在と違い、劇中の実機アクションは、冒頭の背面飛行シーンを除いてすべて当時の戦闘機を飛ばして撮影されています。今見ても、やはり迫力が違うのがわかります。

この作品で一躍スターダムにのし上がったトム・クルーズですが、劇中で彼が乗っていたカワサキ製の大型バイクが、当時日本で逆輸入でしか手に入らなかったにも関わらず大ヒットしたなどという逸話もあり、当時はちょっとした社会現象にもなった映画でした。

さて、そんな映画のなかでしか乗れないような戦闘機ですが、コクピットからの視点が楽しめる動画がアップロードされています。



F-16ファイティング・ファルコンを操るのは、デンマーク空軍のジョン・クリステンセン少佐。北極海と北大西洋の間にあるグリーンランドから、優雅な飛行を見せてくれます。

目前に広がる雄大な水平線や4機並んでの編隊飛行……。コクピットからの視点で、こんな光景はなかなか見られません。

この動画では、まるでトム・クルーズになったような気分が楽しめます。え? トムが乗っていたのは、F-16ではなくF-14トムキャットだったって? 細かいことはいいんです!

ちなみにロシア空軍では、実際にミグ戦闘機に試乗できるツアーなども行なっていますが、こちらは250~280万円もの料金が必要になるとのこと。まずは気軽に動画でパイロット気分を味わってみてはいかがでしょう?

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