ファッション業界でよく聞く言葉が「流行色」。関係者によると、今年の秋冬のトレンドは「ラディアント・オーキッド」。

明るめのパープルで、日本風に言うと藤色に近い色だそうです。この流行色、人々の間から自然発生的に生まれたものでも、メーカーが勝手に作ったものでもありません。

国際的な専門機関によって、毎年決められています。

機関の名称は『インターカラー(国際流行色委員会)』。別名「カラーマフィア」。ここに世界各国の代表が集まって話し合い、決定します。

つまり流行色とは、消費者の知らないところで決められた"お仕着せカラー"とも言えます。

色を決める最大の理由は、商売上の都合でしょう。各メーカーが独自に色を主張すると、ハズレの色を推したメーカーが大量の売れ残り商品を抱える可能性があります。

そんなリスクを避け、業界を安定的に発展させるために作られた機関がインターカラーというわけです。

また、メーカーに準備期間を与えるため、流行色は実際の"流行"よりかなり前に決められています。

最新とされる今年の流行色、実は何年前に決まったもの?

①1年前
②2年前
③3年前


答え :②

出題:浜川卓也

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