スキャンダルとは無縁で、"処女説"までささやかれていた国民的人気女優の仲間由紀恵(34)が、舞台出身で実力派俳優の田中哲司(48)と9月18日に婚姻届を提出したことが、所属事務所を通して発表された。

「二人は2002年に『ナイトホスピタル~病気は眠らない』(日本テレビ系)で初共演。07年の連続ドラマ『ジョシデカ!女子刑事』(TBS系)で再び共演したことがきっかけで、交際に発展したようです。この熱愛報道が仲間さんにとって初のスキャンダルでした」(夕刊紙記者)

仲間は『ごくせん』(日本テレビ系)や『トリック』(テレビ朝日系)など、主演作を人気ドラマに押し上げたヒット請負人。売れっ子女優の宿命か、仕事に集中するあまり恋愛は後回しになっていたようだ。

「仲間さんは女優魂の塊のような人で、ドラマに出演中は演技に集中するため、役になり切ってしまうんです。本人もインタビューで"恋愛と仕事の両立は難しい"と語っていました」(制作会社関係者)

こんな女優の鑑(かがみ)とも言える仲間のハートを射止めた田中哲司はいかなる人物か。

「役者の間でも田中さんの演技力の評価はズバ抜けて高い。誰もが認める実力があるのにあぐらをかかず、真摯(しんし)に作品と向き合うタイプ。こうした姿勢に仲間さんは惹かれたんじゃないかな」(民放関係者)

真摯な男を求める仲間の気質は、自衛官である兄譲りだという。彼女の兄と酒席を共にしたことがある軍事ジャーナリストの井上和彦氏はこう絶賛する。

「東日本大震災の直後、被災地である宮城県南三陸町に仲間さんの兄である仲間義彦陸曹(当時)が派遣されたんだけど、芸能人の兄ということで取材が殺到。彼は広報担当の自衛官なんだけど、"自分のことよりも被災地で働くすべての自衛官とボランティアの方々のことを報じてください"と真摯に対応していた。俳優でも通用しそうな背の高い二枚目なのに、謙虚で実直で、まさに日本男児の鑑。彼を見て妹さんのファンになりましたよ」

本誌は仲間義彦氏が勤務する陸上自衛隊北熊本駐屯地に電話取材を試みたが、「プライベートなことなので」と、回答を得ることができなかった。

しかしながら、誰よりも妹の結婚を喜んでいるのは、ほかならぬ兄であることは間違いないだろう。

本日の新着記事を読む