香川県民にとって「讃岐うどん」は切っても切れない存在です。県内には約700軒のうどん屋が存在し、年間うどん粉消費量は全国の約2割を占め、うどん屋めぐりの専用バスやタクシーが走り、年越し蕎麦ならぬ年明けうどんを食べる香川県。自ら「うどん県」を名乗るPRも話題になりました。

そんなうどんの聖地・香川県では、なんと犬もうどんを食べるんです! 

業界初の犬専用うどん、その名もドッグヌードルを販売するのは、善通寺市に「お手打ちうどんさん せい麺や」を構える瀬戸内讃岐工房。昔ながらの讃岐うどんが売りで、お遍路さんも立ち寄るという人気店ですが、犬にもうどんを食べさせたいといううどん愛は恐るべきもの!

通常のうどんは塩分濃度が高いため、犬に食べさせると腎臓に負担をかけてしまいますが、このドッグヌードルは麺もスープも低塩仕様で、さらに噛み切りやすいようにコシを抑えてあるそうです。ちなみにお値段は一食315円。

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瀬戸内讃岐工房「せい麺や」ホームページより

このニュースはTwitterでは「香川県どうかしてる」「さすがうどん県」と話題になり、イギリスのBBCテレビでも取り上げられました。

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BBCホームページより


ちなみにイタリアでは犬用の乾麺パスタと缶詰入りの生パスタが販売されており、日本にも輸入されています。洋の東西を問わず、麺好きの考えることは同じなんですね。

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