現在、日本のインターネット利用者は約1億人、SNS人口は5000万人近くに達しているといわれています。インターネットを利用するうちの半数がツイッターやFacebookに登録している計算になり、人間関係を構築していくうえでも欠かせないものになっています。

そんななか、ツイッターが導入した新機能が物議をかもし出しています。

ツイッターでは、他人の発言をお気に入り(ふぁぼ:フェイバリットの略)に登録することができます。これはいわゆるインターネットのブックマークと同様のもので、メモ代わりに後で読み返したり、気に入った画像を保存するために利用されています。

この夏のアップデートでは、これが「○○さんがお気に入りに登録」として、自分の仲間内のつぶやきに表示されるようになったのです。そのため、ちょっとエッチな画像を気軽にお気に入り登録したところ、周囲に自分のエロ趣味がバレるような事態に発展してしまいました。

例えるなら、これまではお気に入りのエロ本を机の引き出しにしまっていたのが、近所の掲示板に貼り出されるようになったということ。実際に「同僚にOLの制服が好きという性癖がバレた」「自分のお気に入りをつぶやきで自動的に晒されて、親しい女性から突然白い目で見られるようになった」といった被害が相次いで報告されており、ツイッター利用者からは不評のようです。

ちなみに、自分のつぶやきに、他人のお気に入り画像を表示しないようにするためには、問題のつぶやきを長押しして「ツイート(つぶやき)を非表示にする」を選ぶと、それ以降は他人のお気に入り画像が流れてこなくなります。

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ただし、今のところ『自分がお気に入りにしたものをつぶやき上で非公開にする』という方法はない様子。結局はあまり過激な画像や、趣味を疑われるような特殊な画像をお気に入り登録しないという自己防衛手段しかないようです。

ツイッター上で仕事を失うような投稿をした人、またはその内容を「バカッター」と呼びます。今使っている人、これからチャレンジする人、どちらの方も「バカッター」にならぬよう、くれぐれもご注意を。

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