2億円あったら、何が欲しい!? 家、車、それともブランド品…。誰もが一度は、そのような妄想に耽ったことがあるに違いない。これが現実に起こるとしたら、どうだろう?

10月12日、日本中央競馬会(JRA)史上最高額の2億3253万1180円の払い戻しが記録された。これはなんと、100円が2億円オーバーになるのだ!

指定された5レースの勝ち馬を的中させる「WIN5(5重勝単勝式馬券)」。JRAが2011年4月から導入している馬券で、現在6億円を上限とし、的中がなければ、掛け金が翌週にキャリーオーバーされる仕組みである。

今回の10月12日を例にとってみると、この日の売り上げ票数は664万3748票の中で、的中したのはわずか2票だった。

WIN5対象レース4R目のオパールSで13番人気のヘニーハウンドがコースレコードで勝利し、続いて5R目の毎日王冠も8番人気のエアソミュールが勝利。5レース中3レースで人気薄の馬が勝利したのが影響して、このような高配当を生み出した。

しかし、5レースのうち2つは1番人気が勝利している。つまり、全てのレースで人気薄の馬が勝たなければ高配当にならない、というわけではない。人気の盲点の馬と人気馬の組み合わせが思わぬ高配当を記録するのだ。

WIN5は、同僚や競馬仲間で運試しに資金を出し合って購入する人も多い。勝ち馬を皆で追いかける一体感、楽しみをもたらしてくれるからだ。

普段は年末ジャンボしか買わないという人も、WIN5なら毎週末、宝くじを購入している気分を味わうことができる。GⅠシーズンも本格化。今年の秋は、WIN5で一攫千金を狙ってみてはいかがだろうか。

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