人気映画シリーズ『パイレーツ・オブ・カリビアン』の主人公といえば、ジョニー・デップ演じるコミカルな海賊キャプテン・ジャック・スパロウだが、このジャック・スパロウのコスプレをしていた男性がとんでもない目に遭った。

舞台はアメリカ・フロリダ州。同映画の大ファンだという49歳の男性が、おもちゃの拳銃や剣なども揃え、ジャック・スパロウの完璧なコスプレで近所を歩いていたところ、近隣住民2人が強盗と勘違いして警察に通報。さらにこのコスプレ男性を追跡した。

そして男性が自宅に戻ろうとしたとき、強盗に入るのだと勘違い。2人で取り押さえた。本物の拳銃を取り出してコスプレ男性を地面に伏せさせたうえ、頭部に拳銃を突きつけたという。

けっきょく警察が来て勘違いだと判明したが、取り押さえた2人は逆に逮捕され、それぞれ保釈金8500ドル(90万円)を払うハメになってしまった。コスプレしていた男性も災難ではあるが、正義感からとんだ目に遭った2人も少し気の毒ではある。

コスプレは世界各地に愛好者がおり、今年名古屋で開催された「世界コスプレサミット2014」には世界20か国以上のコスプレイヤーが参戦し、1万人以上の来場者を集めたほど。

すでに市民権を獲得したかに思える「コスプレ」だが、まだまだ使いどころには要注意ということか。

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