「ビックリしましたよ。突如の出演辞退だったそうですから。プロデューサーは相当焦ったみたいですよ」と語るのはドラマ制作関係者だ。
辞退を申し出たのは女優の上戸彩(29)。作品は、かつて視聴率25%を記録したスペシャルドラマ『ナニワ金融道』で、来年1月のフジテレビの目玉企画として帰ってくるのだという。
レギュラー出演していた緒形拳氏の死去もあり、10年越しのクランクインとあって、主演の中居正広も気合十分だというが、現場は何やら不穏な空気に包まれていたというのだ。

「今回のヒロインは上戸さんに決まっていたんですが、きゅう10月上旬の撮影開始前に急きょ遽降板したそうなんです。すぐに代役が蓮佛美沙子さんに決まって現在は順調に撮影中ですが、こんな急なことは、めったにないことですからね」(前同)
だが、上戸といえば、とにかく真面目で仕事熱心というのが芸能界での評判だ。スケジュールも綿密に組み、よほどのことがない限り、出演辞退などありえないタイプだという。
さらに、共演は国民的スターのSMAP・中居で、先日まで自身のドラマ『昼顔』でお世話になっていたフジの看板ドラマとなれば、「これは"よほどのこと"が起こったとしか考えられないんですよ」(同)というのだ。

芸能プロダクション関係者が話す。
「ついに妊娠したのでは、という見解で一致しています。それしか納得できる理由がありませんからね」
彼女がEXILEのHIROと結婚して約2年、確かにちょうどいい頃合いかもしれない。さらに取材を進めると、妊娠説を後押しするような話が各方面から漏れ聞こえてくるのだ。

「EXILEは9月初旬から年末までツアーでぎっしり。年末に向かえば向かうほど地方遠征も増え、多忙を極めるため、"中出しタイミング"は8月末あたりしかなかった。もしその時期だとすれば、妊娠確定は約1か月後ですから、まさに上戸の降板時期とぴったりなんです」(夕刊紙記者)
フジの関係者も言う。
「今考えると、『昼顔』撮影中にも、妊娠の兆候があったのかもしれない。7月に行われた第1話の完成披露試写会では、彼女は、"(役に)どんどんハマっている自分が怖い"と語っていましたが、9月末の打ち上げの席では、"私生活はもちろん大丈夫です"と堂々としたものに変わったんです。つまり、撮影の間に、上戸さんの体調に変化があったのでは、と……」
一部で、「『昼顔』は主演の上戸が不倫するドラマなのに、濡れ場が少なすぎて不可解だ!」と不満が噴出していた件も、「妊娠を意識して濡れ場を減らした」(前同)可能性があるというのだ。

「『昼顔』では、上戸が自転車で立ち漕ぎし推定Fカップの豊乳をゆさゆさと揺らしたり、パート用のエプロンを脱いだらパツパツなノースリーブで、デカパイが丸わかりだったりという"おっぱいシーン"が執拗なまでに多かったですよね。それは、仕事熱心な上戸の、せめてものサービス精神だったのではないかと」(スポーツ紙記者)
また、熱心な『昼顔』ウォッチャーからは、こんな声も聞こえてくる。
「共演していた斎藤工の顔がエロすぎたんです。マツコ・デラックスに"顔面性器"と称された彼の顔を近くで見続けた結果、上戸の女性ホルモンが活性化し、受精、着床に至ったのではないでしょうか」

下世話な見方だが、さもありなん……か(?)。
かねてから「30歳までに子どもを産みたい」と公言してた彼女だが、もし妊娠となるとギリギリ駆け込んだことになる。芸能レポーターの川内天子氏は、彼女の思いを代弁する。
「上戸さんは実母のために家を建てたり昔から家族思いで、自身も温かい家庭に憧れていました。しかし、事務所の稼ぎ頭として、仕事を優先せざるをえないときもあった。そんな苦難を経て結婚したのは、頼りがいのある最高の相手でした。彼女は周囲に迷惑をかけることを最も嫌う人。社長業をこなすHIROさんにも、スタッフにも、誰にも迷惑をかけたくなかった。いろいろと区切りがつく今が、一番いい時期だったのかもしれません」
1年前、映画『おしん』の舞台挨拶で「私もいいお母さんになれたら……」と語った上戸。
一途な思いが、やっとコウノトリに届いたのかもしれない。

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