煙突といえば、銭湯。風呂から上がったときに飲む、瓶詰のコーヒー牛乳が美味かったのを思い出す。昭和の時代から平成の初めにかけては、銭湯に行く客で賑わっていた。現在では、スパや岩盤浴といった入浴施設が若い世代を中心に広がり、銭湯という昭和の面影が薄れるとともに、命がけで煙突を掃除する人の姿も見かけなくなった。それを寂しく思っている人もいるだろう。

一方で、煙突に関してこんな珍事件がアメリカ・カフォルニア州で起きていた。知人男性宅の煙突から侵入しようとした女(30歳)が、途中で体の身動きがとれなくなり、大声で助けを呼ぶ騒ぎがあった。駆けつけた消防隊員に無事救出されたが、こちらも命がけだった模様。

レスキューが煉瓦を外して煙突を解体する様子が放映され、顔はもちろん、全身が黒子のような状態だったという。彼女は、2週間前にも屋根に登っているところを周囲の人間に目撃されている。

何がしたかったのか、理解に苦しむ出来事だったが、ただ1つ言えるとすれば、煙突から家の中に入ることを許されるのは、サンタクロースだけだろう。

本日の新着記事を読む