いったいどうやって取り出すつもりだったのだろうか。
カリブ海のドミニカ共和国といえば、数多くの大リーガーを輩出していることで有名だが、この国に入国しようとしたスペイン国籍の40歳の女の胃の中から大量の札束が見つかったのだ。

事前に情報を得ていた空港当局がX線検査をしたところ、16個のカプセルに小分けしユーロ紙幣で5万5500ユーロ(約760万円)が胃の中に入っているのを発見し、女を逮捕した。女はかばんの中にも5万4600ユーロを隠し持っていたという。

ドミニカ共和国では、無申告で持ち込める現金の上限は1万ドル(約108万円)となっている。事件を発表したのが、同国の麻薬対策当局であったため、おそらくこの女はコカインの密輸入を画策していたものとみられる。

麻薬の密輸入に関していえば、世界各国でこれまでにたくさんの“チャレンジャー”たちが捕まっている。下着や肛門や女性のアソコに隠すのは序の口。スペイン・バルセロナ空港では2012年、豊胸手術をして、自分のおっぱいにコカインを隠して入国しようとした女が逮捕されている。女が血がにじんだガーゼを胸にあてがっていたため、見つかったのだとか。

今回の隠し場所は「胃」であるが、札束が入る大きさのカプセルを胃の中に入れるには、飲み込むか、それとも手術して入れるしかない。しかもその数16個。いくらお金が欲しいとはいえ、ここまでできるのはなかなかの根性!?

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