離婚訴訟で争っていた米石油会社コンチネンタル・リソーシズ創業者ハロルド・ハム氏が、前妻スー・アン・ハム氏に対し、解決金として約10億ドル(約1180億円)の支払いを命じられた。

ハム氏の総資産額は2兆円にも上るといわれ、前妻とは1988年に2度目の結婚。彼女は弁護士で、同社の法務部門で働いていた。離婚するまでの結婚生活で2人の娘がいる。

なぜ、解決金が10億ドルになったかというと、プリナップ(婚前契約)を締結していなかったこと、そして、ハム氏が不倫をしていたことによるところが大きい。

不倫というのは、今回のように不幸を招き、大きな痛手を負うものでもあるが、なんせ、前妻は弁護士である。いろいろな方法で不倫の証拠を掴んで法廷で争い、晴れて(?)「離婚大富豪」となったわけだ。
ただ、ハム氏の総資産から考えると、この金額でも彼女の要求額とは大きな差があったようだ。

ここまで大金になってくると、庶民にはその金銭感覚がピンとこない。いずれにせよ、読者の皆さんは、そういったお金を払うことのないよう、心がけたほうがいいだろう。

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