江戸城には、かつて壮麗な天守閣がありました。東西41メートル、南北45メートル、高さ11メートルの天守台の上に、51メートルの天守閣がそびえ立っていたと伝えられています。
その天守閣は1657年の明暦の大火で焼失し、今は見ることができません。このような、失われた天守閣はほかにもたくさんあります。

群雄割拠の戦国時代、日本には大小2万5000もの城があったと言われています。しかし徳川幕府の一国一城令、明治政府の廃城令、さらには戦時中の空襲などで次々に破壊。同時に天守閣も消えていきました。
現在、全国各地に立派な天守閣を持った城が存在しますが、その多くは近年の建築。コンクリート造りで昔のものとはまるで違う"観光天守"も少なくありません。
江戸時代、あるいは、それ以前に建てられ、実際に大名が登ったであろう本物の天守閣は、日本にいくつ残っている?

(1)8
(2)12
(3)21


答え :(2)=姫路城、彦根城、松山城、備中松山城、丸亀城、高知城、
宇和島城、松江城、松本城、弘前城、犬山城、丸岡城の12

出題:浜川卓也

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