アメリカオクラホマ州にあるウッドランド・パブリックスクールで、「キス病」と呼ばれる伝染性の病気が発生し、200人の生徒を感染のリスクから守るため、学級閉鎖とすることを関係者が明らかにした。

「キス病」とは伝染性単核球症といい、キスなどの口からの感染が多く、唾液の中のウイルスによって生じる急性感染症だ。ディープキスや口移しだけでなく、咳やくしゃみ、回し飲みでも感染することがあるという。発熱、全身の倦怠感、喉の痛みなどの症状がみられる。

この病気は日本人も発症しているらしく、2~3歳までに70%の人が感染し、20代で90%以上がこのウィルスの抗体を持つといわれている。アメリカでは、幼児期の感染率が20%と低く、多くは思春期・青年期で感染するようだ。

学級閉鎖した学校は「感染性の強い病気であることを考慮した」と説明している。

好きな人とキスをした後、頭がボーッとして気だるくなるのは恋の病ではなく、実はキス病なのかも…?

本日の新着記事を読む