投手と打者の"二刀流"で知られる北海道日本ハムファイターズの大谷翔平(20)が、前年から7000万円増の年俸1億円で、契約を更改した。高卒3年目での大台到達は松坂大輔(当時西武)以来、2人目の快挙だ。
「今年の大谷は、投げては二桁勝利、打っては二桁本塁打という結果を残しました。投手として11勝4敗、防御率2.61、打者として打率2割7分4厘、本塁打10本。加えてチームの広告塔としての働きも評価されたようです」(スポーツ紙デスク)

12年の入団以降、1500万円→3000万円→1億円と倍々ゲーム以上で増やしてきた大谷だが、
「ただ、給料が増えたといっても本人は変わらず野球バカ(笑)。オフに入ってもファームの鎌ヶ谷スタジアムで自主トレに精を出していますよ。来年、打撃でも結果を残せれば、一気に2億円超えも十分ありえます」(球団関係者)
大谷が近い将来にメジャー行きを視野に入れているのは周知の事実だが、
「そのためには遊んでいる時間はない、というのが彼の考え。昨季からダルビッシュの専属トレーナーだった人物がチームに復帰し、大谷も心酔。その成果もあり、今年、体がどっしりした。160キロ超えの速球を含め、徐々にメジャー仕様になっていますね」(前同)

これだけの逸材だけに、すでにメジャーのスカウト陣も虎視眈々だ。
「日ハムは、入団の条件として大谷にFA取得前のポスティング移籍を容認しているといいます。ヤンキースにポスティング移籍した田中将大は1億5500万ドル(約186億円)。メジャーのあるスカウトは、"あと2~3年、二桁勝利を続けられれば、ピッチャーとして1億8000万ドル(約216億円)の価値がある"と断言していました」(前出・デスク)

2020年東京五輪における追加種目として、IOCに提案された野球。大谷本人も「オリンピックは特別。出てみたい」と発言しているだけに、26歳ショウヘイ・オオタニの"日米二刀流"凱旋帰国登板が実現するかも!?

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