手に汗握る展開で人気の高い海外ドラマ。2001年に放送を開始した『24』シリーズの大ヒットによって、日本でも各種の作品が観られるようになった。海外ドラマの魅力はなんといっても、展開のスリリングさ。次々に起こる予想外なエピソードに、一度見だしたら止まらず気づけば朝になっていた、なんてことも多い。日本のドラマとは違い20話以上の長編作品が多いため、興味はあるけどまとめて観る時間がなく、なかなか手が出せないという人も多いだろう。そこでこの年末年始の休みの間に気になっていた海外ドラマをじっくり見るというのは、いかがだろうか。

年末年始に見たい海外ドラマその3
『ウォーキング・デッド』


あらすじ
保安官のリック・グライム(アンドリュー・リンカーン)は、逃走犯の追跡中に銃弾に倒れ、昏睡状態に陥ってしまった。やがて彼が目を覚ますと、すでに文明が崩壊しており、「ウォーカー」(生ける屍)が徘徊する世界となっていた。黒人の父子、モーガンとデュウェインから自分が眠っている間に起こったことを聞いたリックは、警察署から装備を持ち出し、自分の家族が避難しているはずのアトランタを目指して出発する。しかしアメリカ疾病予防センターの検疫により、安全圏になっていたはずのアトランタもウォーカーたちが溢れかえっていた……。

トレイラーはこちらをCHECK!!


ここに注目!!
ゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロが作った「ゾンビは遅い」という設定を忠実に守ったゾンビドラマ。1968年に公開された「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」以降、今まで数多くのゾンビ映画が作られてきたが、マニアックなゾンビファンでも充分納得できる内容。「いかにゾンビから逃げるか」と「生存している人間同士の軋轢」が2大メインテーマ。
 主人公のリックはしだいに生存者たちのリーダーになっていくが、極限の状況下で「何が正しいのか」を判断するのは難しいもの。正義は時と場合によって揺れ動き、リック本人も苦悩する。その他の登場人物たちもそれぞれの立場で、新しく出会った人間を信用していいのか、物資が少ない中で迎え入れていいのか、見つけたコミュニティに参加するべきなのか、病気になった人間を切り捨てるべきか、仲間から離脱して1人で生きるのか、を取捨選択していく。人としての「倫理」を重視するのか、自分が生きるための「利益」をとるのか? 上司や部下、同僚との人間関係に悩むサラリーマンなら、共感できるポイントが数多くあるはずだ。
 そして、もうひとつの観どころは、ズバリ「武器」。「頭を潰さなければ倒せない」ウォーカーを倒すために、もちろん最強なのは銃器はだが、弾がなくなったら無用の長物になってしまう。無限に湧いてくるウォーカーを倒すために一番優れた武器は斧なのか、刀なのか、ボウガンなのか、自分だったらこうやってウォーカーを倒すのに……など、男性だったら必ず考えてしまうはずだ。
 現在米国ではシーズン5まで放送が終了したが、製作総指揮のデイヴィッド・アルパートは「あと7年分、シーズン10までのアイディアはすでにある」と語っている。すでに2015年にはシーズン6の放送が決定しており、息の長いドラマシリーズになりそうだ。

シーズン1 全6話
シーズン2 全13話
シーズン3 全16話
シーズン4 全16話
シーズン5 dビデオのみで第8話まで先行公開中

この「ウォーキング・デッド」を見るなら、以下の4つが便利。テレビ、パソコン、スマホ、好きな機器でどうぞ!
視聴方法 サービス名 利用料金
パソコン・スマホテレビ(ネット接続) hulu(http://www.hulu.jp) 月額933円(税抜き)定額制見放題
パソコン・スマホテレビ(ネット接続) ドコモdビデオ(http://pc.video.dmkt-sp.jp/index?cnt=fo100004) 月額500円(税抜き)定額制見放題※docomoIDが必要
パソコン(Windows/Mac) GYAO!(http://gyao.yahoo.co.jp) 月額980円定額制見放題※1話ごとの購入は
テレビ(DVD) TSUTAYA DISCAS (http://www.discas.net/netdvd/dvd/top.do 月額1865円(税抜き)定額制借り放題(1回で8枚まで)

本日の新着記事を読む