やはりコンドームは万能だった?

避妊だけでなく、エイズをはじめとする性感染症の予防にも絶大な効果があるコンドームだが、致死率50%超ともいわれる凶悪なエボラウイルスの予防にもなることがわかった。

エボラ出血熱は現在のところ、日本国内での感染者は確認されていないが、感染者が出るのも時間の問題との予測も出ている。そんななか、感染者の精液の中にもエボラウイルスが生存していることが判明したのだ。

世界保健機関(WHO)の発表によると、エボラウイルスは少なくとも精液中に82日間、生存可能なことが確認されている。WHOでは感染後の男性に対し、発症してから3カ月間はコンドームを使用するよう呼びかけているのだ。

WHOでは、エボラ出血熱から回復した場合でも、3カ月間は性的接触によって感染する可能性があるという。そのため、回復した男性はオナニー後の衛生状態にも細心の注意が必要という。また「3カ月は性行為(オーラルセックス含む)を控えるか、それができない場合はコンドームを使用する必要がある」と警告した。

いまのところ、エボラウイルスの性行為による感染は確認されていないが、とにかく備えあれば憂いなしなのは間違いない。

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