20年前の1995年1月17日5時46分52秒、淡路島北部沖の明石海峡を震源として、兵庫県南部地震が発生した。
地震の揺れは最大で震度7を記録。兵庫県を中心とする都市部のライフラインを破壊し、甚大な被害を与えた。死者、行方不明者の数は6437名。その多くは家屋の倒壊による圧死だったという。
そしてあの悲劇から20年目を迎えようとする2014年12月。神戸市により記録写真約1000枚をオープンデータとして提供するサイト「阪神・淡路大震災『1.17記録』」が公開された。これらの写真はクリエイティブ・コモンズによるライセンスで公開されており、自由にダウンロード、公開することができる。
写真はどれも生々しく、見ていると地震の破壊力のすさまじさに思わず胸が詰まってくる。これらは20年前に阪神・淡路で起こったことだが、当然、明日にでも自分が住む地域で起こりうることでもあるのだ。

地域や住宅などカテゴリー別に検索もできるため、後世に残す資料としての価値も高い。あの日を忘れないためにも、一度、サイトを訪れてみてはいかがだろうか。

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六甲新道南周辺


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鷹取商店街周辺


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山陽電車線路


「阪神・淡路大震災『1.17記録』
http://kobe117shinsai.jp/

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