一説によると、日本で最初にラーメンを食べたのは、水戸黄門こと水戸光圀(みつくに)。彼が明(中国)の儒学者を水戸に招いたとき、その儒学者が作って振る舞ったといわれています。
一般人が食べるようになったのは明治以降。全国に広まったのは大正時代です。ラーメンの生まれ故郷は中国ですが、日本で独自の発展を遂げていますから、一種の日本料理と言えるのかもしれません。
総務省の調べによると、1970年のラーメン全国平均価格は100円、80年は280円、90年413円、00年549円、10年594円。バブル崩壊後のデフレ経済下でも確実に値上がりしています。それだけ人気があり、需要が衰えなかったということでしょう。

現在、全国にあるラーメン店の数は、およそ3万軒。これは専門店の数で、メニューにラーメンを載せている食堂やファミレスなどを加えると20万軒に達するそうです。
都道府県別に見ると、最もラーメン店が多いのは東京で約4000軒。2位の北海道(2000軒)、3位の福岡(1700軒)を大きく引き離しています。
ただし、人口10万人当たりの店舗数となると順位はガラリと変わります。(1)~(3)は、そのベスト3。人口当たりのラーメン店数日本一は何県?

(1)山形県
(2)栃木県
(3)新潟県


答え :(1)

出題:浜川卓也

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