近年、日本ではオネエタレントブームが沸き起こり、それと同時に同性愛者やトランスジェンダー(性転換手術まではしないが、反対性の心を持つ人)、トランスセクシュアル(性転換手術を望む人)への理解も深まっている。しかし、法的措置が進んでおらず、好奇の目で見る人々も多いことから、彼らにとってはまだまだ生きづらい世の中といえそうだ。

そんな中、タイの新憲法草案にて「第三の性」が明記される方向へ向かっているという。タイといえば、タレントのはるな愛も優勝した、ニューハーフのビューティーコンテスト「ミス・インターナショナル・クイーン」が開催されている土地であることも有名だ。性転換手術が日本よりも安く受けられるということで、タイまで手術を受けに行く日本人の話もたまに聞く。

性的少数者の味方と思えるタイだが、現在の法律において同性婚は認められていない。今後、タイ、さらには日本でも、どのような形になっていくのか。注視していきたい。

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