史上最低の東大中退ライターうっかり馬之助 酔いどれ競馬奮戦記
麻雀ダコとパチンコダコで思い出す快速牝馬の悲哀…

近頃、飲みすぎるといろいろポカをするようになった。昨夜も飲みながら麻雀をしていたら、間違った牌を切ってしまい、「リーチ一発、白、ドラ一」の満貫を振込み、トホホ。そんな情けない失敗をした時、アタシは薬指の内側にある麻雀ダコと一緒に、薬指の外側にあるパチンコダコもさする。

70年代初頭、アタシは渋谷にあったパチンコ店『Y』(現在の109の道玄坂あたり。今はもうない)でパチプロをしていた。プロの技を教えてくれたのは二人。一人は渋谷の喫茶店でフロア長をしていた若いお兄さんと、もう一人はミドル級の4回戦ボーイだ。

当時はまだ手打ちの時代。客は盤面の前に立ってプレーした。右っ腹のあたりに、玉を入れる穴、その右に玉を弾くバネを動かすレバー、その下に、右手の小指と薬指で挟む心棒があった。そのためにできたパチンコダコだったのである。

ちょうどその頃、競馬も始めた。惚れこんだのが快速牝馬タカイホーマ。その単勝・複勝を購入して応援したが、同馬はレース中の骨折により予後不良となり、サラブレッドの悲哀を感じたものだった。

【馬の助 今週の予想】
日曜は根岸S(東京ダート1400m)。週末に雪が降り、東京競馬場は重馬場予想。そうなると、一気に浮上するのがレーザーバレットだ。馬も東京ダート不良で1着の実績を持つが、騎乗する横山典がダート重巧者として有名。同馬を軸に30倍前後の馬連勝負!

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