徳川家康によって築城された名古屋城のシンボルは金のシャチホコ。
当初は木彫りの本体に300キロもの金が張りつけられていました。今の金価格で計算すると、ざっと15億円分の金で、徳川の権力と財力の象徴でした。

しかし昭和20年5月、空襲によって名古屋城天守閣は焼失。焼け跡から回収されたのは、原形をとどめない金の燃えカス6.6キロだけでした。現在のシャチホコと天守閣は昭和59年に再建された二代目。このときに使われた金は88キロだったそうです。
回収された初代の燃えカスは米軍に接収されましたが、その後、名古屋市に返還。別のものに作り替えて保存されています。
かつて名古屋城のシャチホコだった金は、何に姿を変えた?

(1)仏像
(2)金杯
(3)茶釜


答え :(3)

出題:浜川卓也

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