レオ子のぱちんこ堅勝ゼミナール
第9回 知ってりゃ勝てる!? パチプロの見分け方


年間収支約50万。パチンコライター・森本レオ子が「パチンコで手堅く勝つ」方法をお伝えする知恵袋的パチンココラム。今回のテーマは「ホールに生息するパチプロの特徴」についてです。知ったところで勝ち繋がるとは思えないんですけど……なんてお考えの方も多いかと思いますが、ノンノンノン! これが意外と役に立つのです。


ところで皆さん、主にパチンコで勝ったお金のみで生活を営んでいる、パチンコのプロ「パチプロ」に対して、どんなイメージをお持ちですか? 派手なスーツに漆黒のサングラス、時折鋭い眼光で周囲を威嚇しつつ、咥え煙草で台をドツく。そして、チラっと見える素肌からは昇り龍や錦鯉、桜吹雪がこんにちわ☆ いえ~い、これぞアナーキー! イン・ザ・U.K.!

………ハイ、違います。今時、そんなパチプロはVシネマの世界にもいないのではないでしょうか。私が知るパチプロさん達の特徴は、以下のようなものになります。

●地味
中身はかなり個性的でクセのある方が多いパチプロさん達ですが(余談ですがお人好しが多い気もします)、ホールにいる時はかなり地味~な風貌をしていることが多いです。その理由は、パチプロはホールで目立つことを嫌うため。目立ってしまっては、店員からマークされやすくなってしまいますし、他の客とのトラブルも増えますからね。通っているホールでなるべく長期的に生計を立てていくためには、目立たないことがなにより重要なのです。中には、わざわざ建設作業員風の服を着て、遊戯しているプロもいるくらい! 

●横髪が長い
連日長時間ホールに滞在するパチプロは耳栓やイヤホンをしながら遊戯をしていることがほとんど。そして、耳栓やイヤホンが装着された耳を隠すため、横髪を伸ばしている人が多いのが特徴です。一般の方でも耳栓をする人は多いですが、特にプロはそれを隠す傾向に。

●ガラケーを使っている
さすがに最近はプロの間でもスマホ化が進んでいますが、それでもいまだにガラケーを使っている方、スマホとの2台持ちの方が多いです。というのも、プロはパチンコを打ちながらも台のデータをキッチリ取り、そのデータを携帯に記録するため。右手はハンドルを握っているので、左手一本でも操作がしやすいガラケーのほうが使い勝手が良いのです。

●当たってからが忙しい
最大の特徴といってもよいかもしれません。当たるまではさほど一般の人と打ち方に差異がないパチプロですが、大当たりを射止めた後の動きは全く違います。ハンドルを握っている右手に注目してみて下さい。頻繁にストップ(ウェイト)ボタンを押していることがわかります。そして、やたらとハンドルを弱くしたり強くしたり(これは我々の間では「ひねり打ち」と呼ばれる打ち方です)と、せわしなく右手を動かしていることも多いでしょう。とにかく、当たった後は表情がクールでも右手はせわしないのが特徴。普通はコーヒーやタバコで一服……となる場面ですが、実はプロにとってみれば、当たってからがお仕事開始!! なのです。


さて、やっとこさ勝ちに繋がる本題に入りましょうか。

「パチプロ」は当然、パチンコで得た収益で生計を立てています。そして、パチンコで勝ち続けるためには、誰よりも優良店情報に詳しくなくてはなりませんし、ダメな店で打つなんてもってのほか。御法度中の御法度、懲戒免職レベルです。

すなわち、「パチプロがいる店=優良店」である可能性が高く、少なくとも、総合すれば優良店とはいえないまでも、「勝ちやすい台が必ずある店」レベルであることはほぼ間違いないといっていいでしょう。

実際、連絡を取り合ってホールに向かったわけじゃないのに、開店前の並びの列や店内で知り合いのパチプロやライターにバッタリ出くわす、なんて場面はしょっちゅうあります。我々がプライベートで打つ際は、第一に「喰える=勝てる」かどうかを基準に店を選びますから、多少居住地から離れている場所でも、同業同士でホールが被るなんてことはザラなんですよ。裏を返せば、それだけ優良店の数が減ってきているともいえるのですが……。

これを機に、みなさんが通っているパチンコホールの常連客を、今一度確認してみて下さい。もし、今回お教えした特徴を抑えた「パチプロっぽい人」が全く見当たらないようでしたら、通い続けるのをヤメたほうがよいかもしれません。

逆に、多過ぎるのもこれまた問題。プロは勝ちやすい優良台を確保するスピードも早いですから、あぶれてしまう可能性が高いです。それっぽい人が数人いる、くらいのホールが理想的ですね。

では、皆さんが勝てますように!! GOOD LUCK☆


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