「これからも応援よろしくお願いします……とは、僕は絶対に言いません」
こう言ったのは、自身初となる無所属での越年の末、1年契約で新天地マーリンズへ入団が決まったイチロー(41)だ。
「1月29日、都内で行われた入団会見で、ファンへのメッセージを求められた際の言葉です。会見の最初から"イチロー節"炸裂で、報道陣に対しても、"どのように料理されるのかという大いなる不安と、どのようにうまく料理してくれるのかという大いなる期待が混在している気持ち"と意味深な発言をしていました」(スポーツ紙記者)

野球に対する真摯な姿勢から"孤高の天才"と称されるイチローだが、発言においても、孤高ぶり(?)を発揮することが、これまでも多々あった。米在住スポーツ記者によると、「現地でも翻訳泣かせのスピーチと言われるほど。最後まで聞かないと、もしくは最後まで聞いても、何が言いたいか不明、彼の発言は東洋の神秘、禅の心なのか、と言われるほどです」
そこで、イチローのメジャー3000本安打を後押しすべく、天才の発言を振り返ってみることにした。

まずは2013年8月、ブルージェイズ戦で、4000本安打の大記録を達成した際の発言から。
「記者に"野球人生で諦める瞬間はあったか?"と聞かれ、"僕はいろんなことが諦められないんですよ。そんな自分を、しょうがないなって諦めることはある"と回答しました。これって、諦めないってことじゃないんですかね?」(専門誌編集者)

また、今年の1月、ほっともっとフィールド神戸スタジアムで、古巣オリックスのT-岡田と、6度目となる恒例の合同自主トレを行ったイチローだが、
「11年の合同自主トレの際は、T-岡田に、"スライディングパンツの下にTバックを履いていただくというぐらいの茶目っ気がほしいな~"とメチャクチャな要求をしていましたね」(オリックス番記者)
T-岡田だけに、Tバックなんていう、下ネタ的ダジャレじゃないよね?
「意味深な"迷言"だけじゃなく、下ネタもイチローの得意分野なんです」(前出のスポーツ紙記者)

そういえば、09年の第2回WBCで大会2連覇を決めた後のインタビューで、
「気持ちよかったですね。ほぼイキかけました……すいません」
と、思わぬドッピュン発言まで披露したことも。また、メジャーにおいても、
「スラングや放送禁止用語を連発し、チームメイトを爆笑させているとか」(前出・専門誌編集者)

メジャー3000本の大記録まで、残り156安打に迫ったイチロー。今シーズンも、天才のバットと発言から目が離せない……。
といっても、バットはアレのことじゃないんで、勘違いなさらぬよう(笑)。

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