【和歌山毒物カレー事件】女が語る「オンナの凶悪事件」10の恐怖 事件02の画像
【和歌山毒物カレー事件】女が語る「オンナの凶悪事件」10の恐怖 事件02の画像

凶悪な殺人事件を起こした女性たち。彼女たちの心情を、似た境遇のオンナが読み解く! そこでわかったのは犯罪を犯すか犯さないかは薄皮一枚の差であり、誰しも、その一線を越えてしまう可能性があるのだ。あなたの側の女性も、もしかしたら……!?

【事件概要】
1998年7月25日に和歌山市園部地区で行われた夏祭りで、カレーを食べた67人が腹痛や吐き気などを訴えて病院に搬送され、4人が死亡。吐瀉物を調査したところ毒物の混入が判明。現場近くに住む林真須美(当時37)の周囲で不審なヒ素中毒現象が多発し、多額の保険金が彼女や、その夫(同53)に流れていたこともわかった。和歌山県警は保険金詐欺容疑で強制捜査に乗り出し、和歌山地検は同年12月、カレー事件についても殺人などの罪で女を起訴した。

動機については、カレーを調理していたガレージ内で、ほかの主婦らから疎外されて犯行に及んだとの見解が出された。
死刑確定後の現在、再審請求中。

「彼女が、この事件の犯人かどうかはわからないけど、ちょっとだけ気持ちわかるかも。主婦同士ってけっこう陰湿で、仲間はずれにしたり、陰口を言ったりって日常茶飯事なんです。私でもチャンスがあれば○○さんちの奥さんを殺したい、なんて思うことありますもん。ま、ダンナと子どももいるから、しませんけど」(34歳・専業主婦)

和歌山カレー事件の林真須美死刑囚。彼女が住んでいた豪邸は放火され全焼。現在は空き地になっている

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