JR予讃線は香川県の高松から愛媛県の宇和島まで、約300キロを結ぶ四国一長い路線。沿線に下灘(しもなだ)駅という無人駅があります。

この駅はかつて、ホームに波が打ち寄せることもある「日本一海に近い駅」でした。現在は、海を埋め立てる形で国道が作られたため日本一ではなくなりましたが、それでもホームから見る伊予灘は絶景。ポスターや映画、ドラマなどのロケで何度も使われています。
また、予讃線には「日本で最も営業日数の少ない駅」もあります。高松駅から40キロほど先の津島ノ宮駅です。
ここには通常、列車は止まりません。各駅停車でさえ通過し、時刻表にも載っていません。しかし廃駅ではなく、年に数日だけ、近くの津島神社の大祭が行われるときに営業されています。

津島神社は子どもの守護神として知られていますが、普段は立ち入り禁止で、参拝できるのは大祭期間だけです。
このため大祭のときには、子どもの健やかな成長を願う親たちが大勢訪れ、駅も営業されるというわけです。
さて、津島ノ宮駅の営業日は年間何日?


(1)2日
(2)3日
(3)5日


答え :(1)8月4日、5日の2日間だけ

出題:浜川卓也

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