4月24日に日本でも発売が予定されているApple Watch。しかし、話題性とは裏腹に「本当に欲しいのか」と疑問に感じてしまうことばかり。新しいもの好きのライフハッカーにはいいかもしれないが、オヤジが焦って世間の話題についていこうとすると、火傷するアイテムだ。日刊大衆はあえて、「Apple Watchなんかいらない!」と宣言したい。

■欲しくない理由1:価格が高過ぎる
1番安価なApple Watch sportsでも42,800円。最も高価なApple Watch Editionだと218万円。これではサラリーマンのお小遣いでは全く手が出ない。

■欲しくない理由2:充電が持たない
Appleの公式発表では、充電が持つ時間は18時間。なんと丸1日使用することすらできないのだ。時計のいちばん大事な機能なのに、退化してどうするんだ!

■欲しくない理由3:すぐに古くなる
iPhoneなどApple製品のユーザーなら痛感していると思うが、OSの更新頻度が高く、周辺機器を繋ぐ規格も頻繁に変更されるので、3年程度で過去の遺物になってしまう可能性が非常に高い。いわゆる高級腕時計の宝飾性は、何年経っても価値が落ちないことにも理由があるのだが、技術進歩の早い電子製品で218万円とは……。30年後もしっかり使えていたら逆に凄いが。

■欲しくない理由4:魅力的な機能がロクにない
「Apple Watchだけ」の目新しい機能は、現状フィットネス関連ばかり。電話もメールもToDoリスト管理も、iPhoneでも出来るお馴染みの機能だ。逆にApple Watch単体では何もできないに等しい。あくまでiPhoneがなければ無意味な存在なのだ。

■欲しくない理由5:macユーザーじゃないと機能半減
iPhoneも同じだが、windowsユーザーだと使える機能が制限される。Apple Watchは「Macユーザー」で「iPhoneユーザー」でないと、ほぼ意味がない。

近未来の機能付き腕時計、というのは現在まで日本の各企業が様々な製品を送り出してきたジャンル。しかしApple Watchが今までの失敗を乗り越えて普及するだけの魅力を兼ね備えているとは言えないだろう。流行り物に飛びつくのではなく、今回は「待ち」の姿勢が正解だ。

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