ギザの大ピラミッドやバビロンの空中庭園などと並ぶ「世界の七不思議」の1つがファロスの灯台。エジプト・アレキサンドリア近くのファロス島にあった灯台です。

完成したのは紀元前3世紀頃。プトレマイオス一世が20年かけて建設したといわれていますが、14世紀に発生した地震で崩壊したため、現在はその姿を見ることはできません。しかし、古代の建築物としては想像を絶する巨大さだったようです。

大理石造りで、高さは134メートルもありました。つい最近まで「世界一高い灯台」としてギネス認定されていた横浜のマリンタワーが106メートルですから、いかに大きかったかよくわかります。

光源は重油を燃やした炎。それを青銅の反射鏡に集め、海を照らしました。また、反射鏡は兵器としても使われたようです。太陽光線を集めて敵船に照射。炎上させたという伝説も残っています。

暗い海を航行する船にとって心強い味方だったファロスの灯台。その強力な光は、何キロ先まで届いたといわれている?

(1)42キロ
(2)56キロ
(3)67キロ


答え :(2)

出題:浜川卓也

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