安い回転寿司店などでは、メニューに載っているものとは違う魚が使われることがあります。たとえばタイはテラピア、サーモンはニジマス、ハマチはシイラ、アワビはロコ貝といった具合。
本物だとコストが上がって採算が取れないため、見た目と食感が似ている安い材料を使うわけです。業界では、これらの材料を「偽装魚」ではなく、「代用魚」と言っています。切り身の状態で出されたら、素人が判別するのは難しいでしょう。

高級寿司ネタのひとつである赤貝も、本物は少ないようです。代用品はサルボウ貝。地方によってはモガイとかミイロガイと呼ばれています。
サルボウ貝は、赤貝そっくりの外見を持つ二枚貝。年々漁獲量が減っている赤貝の代わりに、さまざまな場所で利用されています。

特に多いのが缶詰。ラベルに大きく「赤貝」と書いてあっても、実際に使われているのはサルボウ貝というケースが圧倒的です。市販されている「赤貝缶詰」の何%がサルボウ貝だと言われている?

(1)70%
(2)80%
(3)99%以上


答え :(3)

出題:浜川卓也

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