漫画『島耕作』シリーズで大ヒットを記録している漫画家・弘兼憲史(67)。その結婚生活について、妻の漫画家・柴門ふみ(58)が9日発売の雑誌『婦人公論』(中央公論新社)で語った。

記事によると弘兼は極端な仕事人間で、仕事を休むのは正月の3日だけ。家族と過ごす時間はほとんどなく、親子でドライブに出かけたのはたった1度だけだったという。にも関わらず、ゴルフには行くし、夜の銀座には足しげく通って子育てに協力しない弘兼に、妻・柴門はイライラを募らせていたという。

柴門の漫画がドラマ化された『東京ラブストーリー』が大ヒットしたころ、弘兼の女性関係が発覚。

「そのようなことは二度や三度ではありません。相手は誰だかわかりませんが、証拠を突きつけたらあっさり認めたのです。一応悪かったと謝ったのち、『君は妻で、それは永遠に変わることはないのだから、堂々としていればいいじゃないか』と。挙句に『俺はモテるんだから仕方ない』」

「たまたま読んだ男性誌で、(中略)『僕は60歳になってからも性欲は衰えない』と語っていて目が点になりました」

などと、弘兼が女性にモテまくる島耕作のような生活を送っていることを、妻の立場で語っている。

さらに親の介護も手伝わず、息子の進路相談も真面目に向き合わない、と不満を爆発させている。

今年1月に発売された雑誌『SAPIO』(小学館)で弘兼憲史が「自分の部下が子育てを熱心にやるイクメン会社員だったら仕事から外す」などと発言し、大きな話題を呼んだことは記憶に新しい。

仕事に打ち込んで家庭を顧みない団塊世代そのものを体現する弘兼だからこそ、『島耕作』シリーズは同世代の多くの支持を得ているのかもしれない。

本日の新着記事を読む