どんな権力者にも、頭の上がらない人がいます。アメリカの第16代大統領リンカーンの場合は、妻のメアリー。夫を召使いのように扱う鬼嫁だったといわれています。
メアリーの性格は見栄っ張りで、浪費癖があり、嫉妬深く、ヒステリー。気に入らないことがあると、人前でも夫に当たり散らしました。ホウキを持った妻に追いかけられる。飲みかけのコーヒーをひっかけられる。顔面をひっぱたかれる。そんな情けないリンカーンの姿が何度も目撃されています。

実は、リンカーンは交際中からメアリーの本性に気付いており、結婚に不安を感じていました。一度は決まっていた結婚式をすっぽかし、遁走したこともあります。しかし、メアリーの前に出ると決定的な別れの言葉を切り出せず、押し切られる形で一緒になっています。

2度目の結婚式当日、浮かぬ顔で式場に向かうリンカーンに知人が声をかけました。
「どこへ行くんですか?」

そのときリンカーンは「○○だよ」と答えたそうです。さて、リンカーンはどこへ行く心境だった?

(1)戦場
(2)地獄
(3)牢獄


答え :(2)

出題:浜川卓也

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