同じように酒を飲んでも、酔い方は人それぞれ。いくら飲んでも平然としている人もいれば、少しの酒でダウンしてしまう人もいます。この差は、生まれつきの体質です。
体内に入ったアルコールは最終的に、肝臓で二酸化炭素と水に分解されて排出されます。この代謝がうまくできない、あるいはまったくできない人が下戸。白人や黒人に少なく、東洋人に多いといわれています。
日本の有名人にも、飲めそうに見えて実は飲めないという人は意外と多いようです。たとえば泉谷しげる、北島三郎、高倉健、菅原文太、緒方拳……。歴史上の人物では、織田信長や西郷隆盛も下戸だったそうです。
お茶の代わりに酒を飲んでいたようなイメージのある俠客にも下戸はいました。次のうち、酒がまったく飲めなかったと言われているのは?
(1)清水次郎長
(2)国定忠治
(3)幡随院長兵衛(ばんずいいんちょうべえ)
答え :(1)
出題:浜川卓也