日本の一般国道は1号線から507号線まで、欠番を除いて459路線あります。このうち、もっとも長いのは東京・日本橋から宇都宮、仙台、盛岡を通って青森に至る4号線。およそ888キロの道のりです。

逆に日本一短い国道は、神戸港と国道2号線を結ぶ174号線。長さはたったの187メートルです。時速60キロの車なら12秒たらず、歩いても3分とかかりません。

国道というと、整備の行き届いた大きな道路を連想する人が多いでしょう。しかし実際には、国道というより“酷道”と表現したほうがピッタリくる道も少なくありません。その代表が157号線です。

石川県の金沢から岐阜に続くこのルートは難所が多いことで有名。特に福井・岐阜県境にある温見峠付近は対向車とすれ違うのも苦労するほど狭く、片側はガードレールのない断崖。道端には「危険 落ちると死ぬ」と書かれた看板が立っています。

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