効果抜群! 100均グッズで加齢臭にサヨナラする3つの方法の画像
効果抜群! 100均グッズで加齢臭にサヨナラする3つの方法の画像

40代を過ぎると気になってくるのが加齢臭。よく加齢臭を古いロウソクのニオイに例えたりするだろう。それもそのはず、加齢臭のもととなるのは、「ノネラール」というニオイ成分。皮脂腺から分泌される脂肪酸が酸化することで作られる、まさに「古いアブラ」なのだ。

喫煙や脂っこいモノの食べ過ぎ、ストレスを感じたときなどにノネラールが増加し、加齢臭をより強くするというが、忘れちゃならない原因がもう一つ。風呂に入らなかったり、同じ衣類を何日も着続けたりなどの「不潔」である。とはいえ、柔軟剤をザバザバ入れて洗濯したり、ボディソープで体をガシガシこすればよい、というわけでもない。そこで今回は加齢臭を効果的に撃退できる手軽な方法を伝授したい。しかも100均グッズでできるという手軽さ、これはさっそく試さざるをえないだろう。

まずは、洗濯方法。洗ってタンスにしまっておいたシャツが着る前から匂う! なんて経験はないだろうか。実は体そのものよりも、衣類や寝具が加齢臭の発生源となっている場合が多い。実はノネラールはもはや普通の洗剤では、なかなか落ちないのだ。

そこで登場するのが、100均で売っている「セスキ炭酸ソーダ」。炭酸ナトリウムと炭酸水素ナトリウムからの複塩で、これを水に溶かしてアルカリ性の水溶液を作り、衣類にこびりついた皮脂を根こそぎ溶かしてしまおうという算段だ。作り方は簡単である。バケツにセスキ炭酸ソーダを小さじ一杯(5g)入れ、40~50度のお湯を500ml程度注ぐだけ。これに一晩、衣類をつけおきし、あとは普通に洗濯すればOK。これで家族に雑巾扱いされていたお父さんの衣類も、スッキリさわやか……となるハズである!

また、ニオイがそこまで強烈でないモノは、洗濯機に洗剤の代わりに入れても◎(水30Lに対しセスキ15g)。その場合、すすぎは一回で大丈夫だ。かなり使えるヤツだが、アルカリ性なので、目や口にだけは入らないよう注意しよう。

お次もやはり100均で揃えられる「スプレー」と「ミョウバン」を使ってみる。ミョウバンは漬け物の発色に使われる食品添加物で、化学的にいうとカリウムや鉄、アルミニウムなどの金属イオンが硫酸塩として結ばれた複塩のこと。このミョウバンを水に溶かすと酸性になり、アルカリ性を好む細菌の繁殖を抑えられるというわけである。また、毛穴を引き締める収れん作用もあり、制汗にも効果アリ。さらには、ミョウバンに含まれる金属が皮膚上で作られたニオイそのものを中和するともいい、まさに体臭対策にうってつけなのだ。

こちらも簡単。1500mlの水にミョウバン50gを混ぜるだけ(500mlの水の場合はミョウバン15~20g)。これを冷蔵庫など冷暗所に2~3日置いておけばミョウバン水のできあがりだ。スプレーに入れ、後頭部やワキの下など、気になる箇所に思う存分シュッシュしてくれ! ミョウバン水を30~50ccくらいお風呂に入れての、ミョウバン浴もおすすめだ。ニオイだけでなく、あせもやアトピー対策にも役立つというから素晴らしい。

最後に体を洗うテクニック。加齢臭を取り去ろうとムキになって皮膚をこすってはいないだろうか? 実は取れば取るほど再び分泌されてくるのが皮脂。皮脂が過剰分泌されれば、皮脂が酸化することでできるノネナールも当然、増えてしまう。この悪循環に陥らないためは皮脂を取りすぎず、汚れだけを取ること。それには石けんの泡をしっかりとたてて、その泡で皮膚を包み込むように動かしながら洗うことがポイントなのだ。そこで役立つのがそう、100均の「泡立てネット」。モコモコの泡が皮膚を包むことで、毛穴まで石けん成分が浸透、余分な皮脂やノネラームを取り除いてくれるのだ。背中まで手が届かない場合は、やわらかめの泡立ちタオルなるものも最近はあるので、オススメだ。

お財布にも、加齢臭にもやさしいお父さんの味方、100円ショップを多いに活用しよう!

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