食べるだけでニオイ撃退!? 口臭・体臭に効果的な食べ物とはの画像
食べるだけでニオイ撃退!? 口臭・体臭に効果的な食べ物とはの画像

男女問わず、誰だって“臭い”は気になるもの。見た目は好みの異性でも、顔を寄せた時に口や身体から異臭を感じたら、やはりドン引きしてしまうだろう。最近は携帯用歯ブラシやマウスケアグッズ、制汗スプレー、ボディシートといったデオドラントアイテムを常備している人も珍しくない。

ただ、身体から発する体臭、発汗に伴う汗臭、さらには口臭など、どうしても人間には臭いがつきまとう。食べたモノが体内で消化されると臓器が活発に活動するが、ニンニクなど臭いのキツイ食材だと口臭の原因はおろか、成分が血液に流れ込み全身に回ることで、身体全体がニンニク臭を発することも。老廃物の蓄積も元凶だし、体調や病気も関係する。臭いの元はとにかく挙げればキリがない。

そこでオススメしたいのは「臭い予防に効く食べ物」だ。

ケアグッズといった対処も必要だが、普段から食事に気をつければ、臭いは抑えられる。ここでは代表的なモノを紹介しよう。

○生野菜
代表的なのはキャベツ。特に胃の不調は口臭につながりやすいが、キャベツは食物繊維も多く、便通が改善されると腸内がキレイになり、胃の消化不良による口臭がなくなるという寸法だ。生だとビタミンや酵素が壊れておらず、摂取することで体調も整えてくれる。ただし、キャベツにはイヤなニオイの原因となる「インドール」という成分が含まれているため、口の中に食べかすが残っていると、口臭の原因となるので要注意。
マッシュルームも臭い対策に便利な食材で、グルタミン酸や各種フラボノイド、ビタミンなどの働きで腸内の善玉菌を増やしてくれる。血中などに含まれる悪臭成分を中和する効果もあるそうだ。

○海そう類
海そう類に多く含まれる「アルギン酸ナトリウム」という食物繊維が老廃物をからめ取り排出することで、生野菜と同じく腸内環境を整えてくれる。血糖値の上昇も緩やかにするので、独特の口臭になることで知られる糖尿病予防にも役立つ。

○果物類
キウイ、メロン、パパイヤには、舌苔などに着いた口臭の原因になるたんぱく質を分解する酵素が含まれている。リンゴやオレンジのクエン酸は高い殺菌作用で口臭を清潔に保ってくれる。

○乳製品
ヨーグルトに含まれる乳酸菌が腸内環境を整え、かつ口臭予防に効くのは有名な話。悪玉菌を抑制することでお腹の調子が良くなり、便通や口臭が改善される。
一方、牛乳はニンニクやニラなど、ニオイの元となる「アリシン」を含んだ食品をとった後の口臭予防に効果的。牛乳のタンパク質がアリシンを包み込んでくれるのだ。

○梅干し・レモン
これらに含まれるクエン酸は、口中にある食べかすなどの腐敗を防ぎ、タンパク質を分解してくれる。

○緑茶
カテキンなど緑茶に含まれるフラボノイドは口臭予防に効果的。口内の浄化・消臭作用を担う唾液の分泌も促してくれる。紅茶にも同様の効果あり!

○大豆・発酵製品
豆腐や納豆、味噌汁が代表的。不飽和脂肪酸の植物性脂肪が多く含まれ、身体のサビを防いでくれ、納豆に含まれるナットウキナーゼには血液サラサラ効果が。いずれも抗酸化作用が強く、体臭予防が期待できる。

○魚介類・鶏モモ肉
ビタミン類が豊富で、老化予防や皮膚粘膜・消化器系の保護に効果あり。老化予防や血液サラサラにも効き、若さをキープできることから加齢臭の予防につながる。ただし、ニンニクなどと一緒に食べると逆効果なので注意すること。


このように、食べることで臭いが抑えられる食材はたくさんある。気になる人は、積極的に選ぶようにしたい。同時に、食べる時は噛む回数を意識的に増やすことで唾液の分泌を促すなど、工夫も凝らすこと。

これらを実践することで、想像以上に臭いがなくなり、それこそ人間関係も改善されること間違いなし!?

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