早くも広告・テレビ界が動き始めた! 早実・清宮幸太郎「200億円争奪戦」の画像
早くも広告・テレビ界が動き始めた! 早実・清宮幸太郎「200億円争奪戦」の画像

「彼の人気は本物ですよ」

こうスポーツ紙記者が手放しで絶賛するのは、早稲田実業高校の1年生・清宮幸太郎選手。甲子園が終わろうとも"清宮フィーバー"は鎮まるどころか、勢いを増す一方なのだ。
「8月28日に開幕した『U-18ベースボールワールドカップ』では、厳戒態勢。ファンが清宮と接触しないよう、移動のバスは球場に直付けしたり、警備員を重厚に配備したりと"清宮シフト"が敷かれているほどです」(前同)

06年夏、ハンカチ王子として甲子園を制した先輩の斎藤佑樹(現日ハム)を超える熱狂を呼んでいるのだ。
「同大会では、行動を共にする他のナインにも、指令が下っています。清宮へのサインを、本人に代わって断るようにと"清宮ガード"作戦を遂行したという話です」(同)

ビートルズ来日か(?)、それ以上と思えるほどの大フィーバー。テレビ各局も、異例の番組編成を画策しているという。
「この『U-18』大会は当初、BSで中継予定だったんです。しかし、清宮が出場するとなれば数字が取れる。日本が勝ち進んだケースを想定し、決勝戦は地上波で放送できるよう、枠を空けていると聞いています」(テレビ誌記者)

加えて、広告業界もアツい視線を注いでいる。
「高校生の間は、高野連の規定でCMやバラエティ番組に出演することはできませんが、コメントも上手で、実直な彼のキャラクターはクライアント受けも良く、好感度も高い。野球選手として大成すれば、かつての松井秀喜のように、大手企業のCMに出ずっぱりとなるでしょう」(広告代理店スタッフ)

その松井が年俸を含め、これまでに稼いだ"生涯賃金"は180億円ともいわれている。想像を絶する巨額だが、
「いや、清宮だったら、200億円くらい稼ぎえますよ」
と断言するのは、スカウト関係者。

「阪神の掛布雅之DCは"松井クラスの逸材"と言いますが、高校1年時の成績で比較すれば、打率、打点ともに松井より清宮が上。今後次第と言えますが、伸びしろもしっかりある。この人気は、実力に裏打ちされてのもので、"ハンカチ王子"のように女性から熱狂的な支持を受けてのものではないですから」(前同)

たしかにすごかった。
「去る西東京大会では、各球団からマークされて打ちづらい中、臨機応変に長打主体から単打狙いに切り替えて、好成績を叩き出しました。精神的に熟した一面があったことも、スカウトを唸らせた要因のひとつです」(同)

8月26日の『U-18』の高校代表VS 大学代表の壮行試合では1年生ながら、4番を打っていた。
「体格差も経験値の差もある大学生が相手で、しかも、ピッチャーは最速156キロ右腕・創価大の田中正義と強敵です。にもかかわらず、清宮はタイムリーを放ち、チームは負けたものの、2打数1安打2四球で存在感を示しました」(スポーツ紙記者)

人気、将来、そして現在の成績と、野球選手として完璧な清宮。スカウトも、広告・テレビ界も、彼の卒業を待ち構え、じわりと距離を詰めているのだ――。

本日の新着記事を読む