現在、プロ野球の現役最年長選手は中日の山本昌、50歳。息子のような年齢の選手に交じって奮闘する姿には頭が下がります。
当初から山本がこれほど長く活躍するとは思われていたわけではありません。昭和58年(1983年)にドラフト5位で入団し、同61年に一軍入りしたものの、2年間勝ち星なし。いつクビを切られてもおかしくないリストラ要員でした。そんな選手がプロの第一線で30年も投げ続け、レジェンドと呼ばれるようになるのですから、世の中は面白いものです。
さて、山本がやっと頭角を現し始めた頃の愉快なエピソードを一つ紹介しましょう。オフのある日のこと、ディズニーランドへ遊びに行った山本にファンが声をかけてきました。
「すみません、サインください」
山本は喜んでサインしました。ところが、なぜかファンは困惑顔で、こう聞いてきました。
「あのー、○○さんですよね?」
実は、このファン、山本を別人と勘違いしていたのです。山本が間違えられたのは、あるプロレスラーでした。そのレスラーとは?
(1)ジャンボ鶴田
(2)長州力
(3)天龍源一郎
答え :(1)
出題:浜川卓也