徳川将軍の重要な仕事の一つは世継ぎ作り。美女たちを集めた大奥も、そのために作られました。
開祖の徳川家康は自ら見本を示し、１５人の側室に１６人の子を産ませています。最後の子をもうけたのが６６歳のときですから、年を取っても元気に励んでいたようです。
家康を見習ったのか、歴代将軍には好色漢が多いのですが、中でもズバ抜けて精力絶倫だったのが１１代家斉（いえなり）。政治は幕閣に任せっきりで大奥に入り浸り、なんと５５人もの子どもを産ませています。
子作りに全精力を傾けた家斉は、ケタはずれの性欲を支えるために２つのスタミナメニューを常食していました。
一つは「酪（らく）」。牛乳をトロ火で煮詰めて固めたチーズのようなもので、江戸城内に牛を持ち込んで作らせていました。
もう一つは、普通の野菜ですが、家斉は毎日欠かさず、これを食べ続けたそうです。絶倫将軍の精力の源となったといわれる野菜とは？
（１）ホウレンソウ
（２）ショウガ
（３）タマネギ
答え ：（２）
出題：浜川卓也
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