若者顔負けの犯罪に手を染める「不良老人」急増中!?の画像
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高齢者たちの"暴走"が社会問題化している。
「法務省が発表した平成26年度版の犯罪白書によれば、殺人や放火、暴行、傷害など、高齢者による犯罪は、最近20年間で著しく増加していて、犯罪増加率が、高齢者人口の増加率をはるかに上回っています」(全国紙社会部記者)

その"象徴的な事件"となったのが6月30日、走行中の東海道新幹線の車内で起きた焼身自殺事件だ。
「ガソリンをかぶって焼身自殺したのは71歳の男性でした。自殺の動機は生活苦によるものと見られています」(前同)

この自殺老人、年金を月12万円受け取っていたのだが、そこから国民健康保険や住民税など月々6万円余りを支払い、残りで生活せざるを得ない典型的な"下流老人"だった。 現在、この焼身自殺老人に限らず、自暴自棄から犯罪に走る高齢者たちが急増しているという。

「彼らは万引き、暴力、ストーカー行為……若者たちと変わらない犯罪に手を染めています」(警察関係者)
たとえば、〈ゴルフクラブで車に傷つけた76歳男〉〈バスを追いかけて停車させ、運転手を殴った64歳男性〉〈近所からの借金を踏み倒していた73歳老女が、こん睡強盗〉 ちょっと調べただけでも、こんな例がわんさか出てくる。

「さらに、まだまだ"現役"の老人たちの破廉恥行為も多発しています。最近では徳島で施設に入っていた90歳男性が、同じ施設の87歳女性をナイフで刺すといった事件まで起きています」(高齢者問題に詳しい精神科医)
本来、高齢者たちが元気なことは、地域のコミュニティにとってプラスに働かなければならないはず。"超高齢化社会"の正しい在り方が問われている。

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