「芝居でかすぎ」監督からの暴言に内野聖陽「こんちくしょうめ!」と憤慨の画像
「芝居でかすぎ」監督からの暴言に内野聖陽「こんちくしょうめ!」と憤慨の画像

野性時代フロンティア文学賞を受賞の同名小説を映画化した、『罪の余白』の初日舞台挨拶が10月3日に都内で開催され、内野聖陽(47)、吉本実憂(18)、谷村美月(25)、葵わかな(17)、大塚祐吉監督、主題歌を担当した金魚わかなが登場した。

本作は、娘を亡くし暴走していく父親と、美しくも凶悪な女子高校生が繰り広げる心理戦を描くサスペンス。第13回全日本国民的美少女コンテストでグランプリを受賞した吉本が、内野演じる男を執拗に追い込み、残忍な行動を繰り返す女子高校生演じる。


憎悪や恐怖を映画に入れ込むため、撮影前にはキャスト陣全員で傷つくような言葉を言い合う“傷つけるエクササイズ”を行ったそう。内野は「こいつを傷つけようというエクササイズ」と説明し、監督から「内野さん、なんでそんなに芝居がでかいんですか、とかパーソナルな傷つけ方をされた」と告白。大塚監督からは「実憂ちゃんにも芝居が下手になる専門学校に行ったのか!とか、ひどいことを言っていました。それが作品にいい影響を与えたと思います」と語った。

しかし続けて内野は、「こんちくしょうめ!と思った」「メラメラしていました」と冗談交じりに語るなど、エクササイズによる効果は抜群だったようだ。

この一連のニュースに対して世間からは、「傷つけあうエクササイズって怖い…」「監督ドSやないか」と驚く声が上がる一方で、「俺もずっと思ってたからスッキリ」「たしかに何か芝居がオーバーなんだよな」「やけに古臭い演技するよね」と監督の指摘に共感する声も。しかし内野のファンからは、「でかいのなくしたら内野じゃない」「内野の芝居はでかいのがいいんだろ!!」と不満の声が上がっているようだ。

キャスト陣同士で傷つけあい、憎悪と憎しみを刻み付けたという『罪の余白』。それだけに、監督の狙い通り、毒のある映画になったのではないかとの期待も大きい。もちろん、いつも通りの内野のでかい芝居にも注目したいところである。

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