食べる順番で痩せる!? 冬は「おでんダイエット」がオススメの画像
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冬のごちそうと言えば、アツアツほくほくに煮込んだおでん。
おでんは炭水化物が少なく、煮込むことにより具から油分が適度に抜けていて、こんにゃくや大根といった食物繊維が豊富な具をまんべんなく食べられることから、ダイエットに適したメニューだと言われています。

このおでんをさらにヘルシーにいただくには、「食べる順番」を守ることが大切。身体の血糖値を上げずに満腹感を程よく得るため、この順番を意識するように心がけましょう。

ちなみに心がけるべき順番は、下記の3つ。

1 食物繊維
2 たんぱく質
3 炭水化物

ではこれを、おでんの具にあてはめてみましょう。

最初に食べるのは、こんにゃくや大根、昆布といった食物繊維が豊富な具。とくに昆布は水溶性食物繊維であるアルギン酸とフコダインがたっぷりと含まれていて、血圧の上昇を抑制します。
コレステロール値を下げたり、腸内環境を整えたり、動脈硬化を予防する効果もあるので、たっぷりといただいちゃいましょう。

続いてはたんぱく質。厚揚げ豆腐や、さつま揚げ、つみれ、はんぺんといった練り物など、魚類&大豆類を選んでいただきましょう。
練り物には白身魚の良質なたんぱく質が含まれていて、体内をバランスよく健康に導いてくれます。低脂肪でローカロリーなのも練り物のうれしいところ。
中でもちくわとさつま揚げはカルシウムが豊富なので、ダイエット時の栄養補給に欠かせません。

最後は玉子、ちくわぶ、餅入り巾着といった炭水化物と、動物性たんぱくである牛スジ。これらをいただく頃には満足感が得られているはずなので、食べすぎることなくいただくことができます。
炭水化物は嫌われる傾向にありますが、消化されてブドウ糖に分解されることにより脳や筋肉を動かす際の重要な栄養源となります。きちんと炭水化物を摂取しないと、脳が栄養不足に陥り、集中力がもたなくなったり、疲労がたまりやすくなります。

健康を維持するために大切なので、炭水化物を抜くことは決して考えず、量を調整していただくようにしましょう。また、牛スジにはコンドロイチンが含まれ、肌にツヤや弾力を与える効果大です。

食べる順番は正しくとも、もちろん食べ過ぎは厳禁。
順番と適量を守って、おでんダイエットを楽しんでみましょう!

わぐりめぐみ
東京生まれ。作家・編集ライター・シナリオライター。るるぶ等旅行雑誌から職歴をスタート。ティーン、ストリート、サブカル、ライフスタイル誌等で幅広く活躍。著書に『そして、ありがとう… 犬と私の12の涙』(日本文芸社)、『B型妻VSA型夫 毎日がグチLove』(笠倉出版社)、共著に『ミニチュアダックスフントの洋服屋さん』(実業乃日本社)等がある。

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