“酷評コンビ”共演のドラマ『わたしを離さないで』 に早くも暗雲が漂う?の画像
“酷評コンビ”共演のドラマ『わたしを離さないで』 に早くも暗雲が漂う?の画像

日系イギリス人作家のカズオ・イシグロ氏の小説『わたしを離さないで』が、日本で連続ドラマ化されることが決定した。来年1月より開始となる同ドラマ(TBS系)には、綾瀬はるか(30)、三浦春馬(25)が出演する。同作は世界的に権威のあるブッカー賞の最終候補にも選ばれ、2010年にはイギリスで映画化もされた作品。それを綾瀬ら人気キャストが演じるのであれば、否が応でも期待が高まるが、なぜか「コケた2人組か」という声が上がっている。
「介護人」キャシー・Hを主人公に、「提供者」が暮らす施設ヘールシャムの残酷な真実を明かす『わたしを離さないで』。原作ファンや映画ファンからは「もとがいいのにこれは終わった」「三浦の演技が心配」「この面子に重いのは無理」「映画でコケた2人じゃん」など、出演陣に疑問を感じる厳しい声が見られる。
「海外・日本ともに熱狂的なファンがいるカズオ・イシグロ原作による待望のドラマ化ですから、局側も大きく推していくでしょう。ですが、“原作殺し”との酷評が続いた『進撃の巨人』の三浦と、これまた酷評が飛び交った『ギャラクシー街道』の綾瀬の共演なので、縁起は悪いですよね。しかし、今作の脚本は綾瀬の出演した『世界の中心で愛をさけぶ』『JIN −仁−』(ともにTBS系)を手がけた森下佳子。“綾瀬+森下+TBS”はドラマファンのあいだでは鉄板なので、今回のドラマにも期待の声は大きいですよ」(映画誌ライター)
原作者のイシグロ氏は、ドラマ脚本の最初の5話を読み、「原作の新しい部分を発見し、光を当ててくれる」とコメントを残している。三浦と綾瀬は、映画では良い評価を得られなかったが、2016年は同ドラマで幸先のいいスタートを切ってほしい。
(鰻谷ナンバ)

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