地震や台風、災害時に役立つスマホアプリ5つの画像
地震や台風、災害時に役立つスマホアプリ5つの画像

 各地の火山が不穏な活動を続け、大型台風で甚大な被害を受けた日本列島だが、今後もどこで大きな地震が発生するかわからないし、防災の備えは欠かすことができない。そこで、イザというときの備えとして、スマートフォンに入れておくと役に立ちそうな、無料「防災アプリ」と「災害用伝言ダイヤル」を紹介しよう。

【防災アプリ】
1「Yahoo!防災速報」
地震、豪雨、津波、土砂災害、河川洪水、噴火情報などの災害警報に加え、熱中症情報、(神奈川県内の)防犯情報まで対応していて、プッシュ通知で素早く速報を受け取ることができる。また、最大3地域の通知設定ができるので、現在地以外でも自宅、勤務先、実家などの状況を知ることができる。

「Yahoo!防災速報」
(iOS)

(Android)

2「防災セーフティマップ」
国土地理院の防災アプリコンテストで「防災アプリ賞」を受賞した、避難所を表示するアプリ。自宅周辺など、必要な場所の地図を保存しておくと、ネットに繋がなくても避難場所がわかる。また、Google Mapsとアプリ連動させれば、地図が読めなくても「方向」ボタンを押せば、目的地まで矢印にしたがって進むだけ。津波の高さ、土砂災害など、多種の災害予測情報も表示させることができる。

「防災セーフティマップ」
(iOS)

3「Familoca(ふぁみろか)」
災害時などの緊急時、スマホを使って安否状況や現在地情報などを確認できる家族向け安否確認アプリ。地震発生時はお互いの現在地を自動で共有し、アプリ起動直後に「非常」ボタンで、「非常事態メッセージ(Eメール)」を送信すると、駆けつけや救助の手助けになり、警報音を鳴らすこともできるので防犯ツールにもなる。

「Familoca」
(iOS)

(Android)

4「救命・応急手当の基礎知識forポケットメディカ」
いざという時の症状別の応急手当、けが・事故の応急手当、心肺蘇生法、止血法などが確認でき、病気やケガをした人を救急隊員や医療機関に引き渡すまでの基礎知識が入手できる。検索機能があり、病名、症状、原因や治療方法などを確認することもできる。

「救命・応急手当の基礎知識forポケットメディカ」
(Android)

5「@トイレ」
全国のスーパーマーケット、コンビニ、カフェ、ハンバーガーショップ、ファミリーレストランなど、トイレを貸してくれそうな施設をマップ表示するアプリ。鉄道の駅トイレ情報は、東京、神奈川、千葉、埼玉、中京、関西、札幌、福岡の主要路線駅に対応。トイレを借りたユーザーの報告データをもとにした、トイレランキングも表示できる。普段から調べておけば、災害時の帰宅の際にも便利。

「@トイレ」
(iOS)

(Android)

【災害用伝言ダイヤル】
 アプリではないが、最後に災害用の伝言ダイヤルを紹介しよう。日本国内で大規模な災害が発生したとき、電話を使って音声による伝言板の役割を果たすシステムで、NTTコミュニケーションズが提供し、NTT東日本とNTT西日本が運営している。

 使用方法は、被災地の住民が電話番号「171」に電話して、自宅の「固定電話」の番号などを入力してメッセージを登録する。被災地以外の関係者は同じく電話番号「171」に電話して、被災地宅の「固定電話」の番号などを入力してメッセージを再生する。メッセージの保存期間は、録音後、2日間(48時間)。毎月1日、15日に体験利用ができるので、遠く離れた家族などと試しておくのもいいだろう。

 NTT東西以外にも、NTTドコモ、KDDI:au、SoftBank、SNSなどのサービスを使った安否確認手段もあるので、どれを使うか相談しておこう。

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