日テレが年間平均視聴率で2年連続三冠達成! 一方フジはトップ3から陥落……の画像
日テレが年間平均視聴率で2年連続三冠達成! 一方フジはトップ3から陥落……の画像

 1月4日、2015年のテレビ年間平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)が発表され、日本テレビが全日(6時~0時)・プライムタイム(19時~23時)・ゴールデンタイム(19時~22時)の3部門で首位に輝き、2年連続の三冠を達成した。『ザ!鉄腕!DASH!!』や『世界の果てまでイッテQ!』などのレギュラーバラエティー番組が好調だったのが要因とされている。

「ほかに注目したいのは、TBSがゴールデンタイムで14年の4位から3位に躍進し、開局60周年に華を添えたこと。この躍進に世間からも『ドラマが良かった』と指摘する声が多かったですね。『下町ロケット』は最終回に22.3%の視聴率を記録して2015年の民放ドラマで最高記録を達成しましたし、4月期に放送された『天皇の料理番』も平均視聴率約15%で、同時期に放送されたドラマで最高の数字を記録しています。『半沢直樹』で獲得した日曜夜のドラマ枠を見事に活かしたといえますね」(テレビ誌ライター)

 一方、フジテレビは今回の発表でゴールデンタイムで4位に転落という厳しい結果を残した。同氏は「TBSの躍進もあるが、フジテレビの陥落も目立った」と補足する。実際に、ネット上のコメントを見ると、「フジの番組はつまらないから仕方ない」「だって、魅力ないもんフジ」「おもしろくない番組を作るフジテレビが転落するのは当たり前」といった辛辣な声が目立つ。

「実際2015年の4月に改編してスタートした情報番組が軒並み低視聴率を記録し、“フジテレビの凋落の戦犯”といわれています。また、ドラマの黄金枠といわれた月9ですら、2桁の数字を取るか取らないかのところ。鉄板であった『とんねるずのみなさんのおかげでした』『めちゃ×イケてるッ!』などの人気バラエティ番組も視聴率低迷期に入っており、2016年のフジテレビには試練が待ち受けてますね」(同) 2000年代には7年連続で三冠を獲得したフジテレビがまさかの4位転落。このニュースを受けてフジテレビが躍起になり、底力を見せてくれることに期待したい。

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