TOKIOがジャニーズの「兄貴」と呼ばれるワケの画像
TOKIOがジャニーズの「兄貴」と呼ばれるワケの画像

 ジャニーズアイドルきっての「職人」といえば、TOKIOだ。今では日本テレビを支える大黒柱のひとつとなった『ザ!鉄腕!DASH!!』は、相変わらず絶好調である。国分太一にいたっては、日本一多忙なアイドルとして、『2015タレント番組出演本数ランキング』で堂々の首位を獲得した。そんなTOKIOの本質に触れた大先輩がいる。元・光GENJIの佐藤アツヒロだ。昨年末の「ジャニーズカウントダウンコンサート」に出演した際、本番前にローラースケートがトラブルを起こした。そのとき、修理屋さながらに、凄まじいスピードでチームワークを見せたのがTOKIOの3人だった。

 リハーサルのときに、佐藤が履いていたローラーのストッパーを付け替えようとすると、中途半端な位置に入ってしまって抜けなくなった。異変に気づいたのは、松岡昌宏だ。「これ、中で噛んでますね」と声をかけてきた。すると、城島茂が近づいてきて、「どないんしたん? あー、これ、叩かなぁアカンなぁ」。さらに、山口達也も加わって、修理を開始。凄かったのは、ここからだ。3人は職人もビックリの仰天手さばきを披露、30分足らずで無事にストッパーを抜いて見せたのだ。

 コンサート本番では、事前トラブルを感じさせることなく松岡や嵐・相葉雅紀らと光GENJIのヒット曲『ガラスの十代』を披露した佐藤。その姿を、後ろから文字どおり温かく見守っていた松岡、城島、山口。TOKIOが「兄貴」と呼ばれる理由がわかる、ハートフルなエピソードだ。

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