美人でもスタイルがいいわけでもないのに、やたらモテる女性、アナタの周りにもいませんか？ 反対にモデルと見紛うような美女なのに、ご縁にイマイチ恵まれない……そちらのケースもたびたび見かけますよね。「モテ」に見た目は関係ないということが、アラサー、アラフォーともなるとだいたいわかってきますが、いったいその差はどこにあるのか考えてみました。
たとえば、筆者の友人でＲという女性がいるのですが、彼女はすごくモテます。外見は普通というより、メガネで化粧もヘタクソだし、いつも変なＴシャツを着て、ちょっとダサい方です。ですが、合コンの持ち帰り率は１００％。彼氏がいるのに、恋人候補が列をなしているぐらいのモテ女です。いまは結婚して子どももいるので、お持ち帰りなどはなさそうですが、以前彼女がなぜこんなにモテるのか考えたことがありました。彼女はまったく女性らしいところがありません。酒ばかり飲んでるし、自宅は散らかり放題だし、いわゆる雑誌に載っているような「モテ女子」とは対極の存在です。ただ、彼女は聞き上手なのです。女性の話も男性の話も「うんうん」と聞いてくれます。そして、実は「気遣いができる」人でした。彼女が住んでいたゴミだらけのアパートに遊びにいくと、酔ってフラフラになりながらもサバを焼いたり、漬け物を出したりしてくれるのです。そして、一緒にテレビを見るのでした。そんなところが彼女がモテる秘密だろうなあと感じたことがあります。
いっぽう、「自称サバサバ女」はモテません。自称してるぶん「私はこだわらない女」をアピールし過ぎる傾向があるからです。自分語りが過ぎるのは、どんなに美人でも品がありません。そういう女性は、ブログやツイッター、実際に会話をしていても「自分は料理上手」「仕事ができる」「自分磨きを頑張っている」ような内容になりがちで結果、「自慢」になっています。本当のイイ女は自分がイイ女だということを主張しないものです。これは皆さんお気づきでしょう。むしろ、自分がモテ女だという自覚がない友人、Ｒのような女性が一番モテるのではないかと筆者は思っています。
何しろ、自分の話ばかりしているのは男性にも女性にも好かれません。これは嫌なお小言も黙って聞いて我慢しろという意味ではありません。相手を受け入れて、流す。「柳」のような心の持ち方のほうが、自分も相手も楽だし心地よいのです。たとえるなら、自然体で無理をしないということでしょうか。どうしょう？ 自分の中のちょっとしたことを変えるだけで、素敵な男性が現れるかもしれませんよ。レッツ・ナチュラル！（文＝もしだ）
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